【映画レビュー】『ユリゴコロ』—心の闇と愛のかたちを描く衝撃作

映画とシネマライフ

こんにちは。今回は、R-15指定の問題作『ユリゴコロ』について感想をお届けします。原作は吉田修一さんの同名小説。原作未読・既読に関わらず、観る人の心を大きく揺さぶる力のある作品です。

壮絶なストーリーに圧倒される

『ユリゴコロ』をまだ観ていない方は、その重く衝撃的なストーリー展開にまず圧倒されることでしょう。主人公・美紗子が抱える「生への渇望」と「殺人への衝動」という、相反する感情が生々しく描かれており、観客の心を深くえぐります。

物語は、美紗子の手記を通して明かされる過去と、松坂桃李さん演じる亮介がその手記を読み解く現在が交錯しながら進行。謎が謎を呼ぶサスペンスとして、観る者を物語の渦へと引き込んでいきます。

吉高由里子の怪演が光る

中でも特筆すべきは、吉高由里子さんの美紗子役。彼女の演技は、美しくも危うく、そして孤独な美紗子の内面を、繊細かつ狂気的に表現しています。その存在感は圧倒的で、画面に映るたびに目が離せません。

また、松山ケンイチさん演じる洋介も、美紗子の運命を大きく左右する重要なキャラクターとして深い印象を残します。

真実の先にある“愛”のかたち

物語が終盤に差しかかり、すべての真実が明かされる瞬間、観客は、美紗子の行為の根底にある「愛」の形と向き合うことになります。それは決して許されるものではありませんが、同時に、その切なさと哀しみに胸が締めつけられます。

観終わった後に残る深い問い

この映画は単なるサスペンスではなく、人間の心の闇や愛の歪み、そして「人間にとっての幸せとは何か?」という深いテーマを投げかけてきます。

観終わった後も、“ユリゴコロ”とは一体何だったのか、そして私たちは何を求めて生きているのか…そんな問いが心に残り続ける作品です。

鑑賞前の心構え

まだ観ていない方へ。R-15指定ということもあり、精神的に重い描写が含まれます。心の準備をしてからご覧いただくことをおすすめします。

あなたの“ユリゴコロ”は?

もしすでに鑑賞された方は、どのシーンに一番心を動かされましたか?コメント欄でぜひ、あなたの感想も教えてください。

それでは、また次回の映画レビューでお会いしましょう!

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